漁師のこころ!

私の住んでる町は漁師町。
潮風わたる港町。
浜の魚市場に船が着くと、みんなが集まり釣果を聞く。
大漁だとワァーと歓声が上がり、拍手が起こる。万歳の声が市場に響く。
釣果が少ないと、そうか、そうかと言って励ましている。
漁師仲間の思いやりが見える。情がのぞく。
いつもは、大声で荒々しいけど、人情が厚く、義理堅い。
お祝いがあって、贈り物を届けると、決まってかならずお返しをする。
日本酒の一升でもあれば、すぐ返す。
なければ、相手の好きなものを買って来てでも、お返しをする。
もらった物の倍返しを好む土地柄。漁師の気質。
だから、この町には争い事が少ない。

酔って色々あるけど、翌日はケロッとして笑顔であいさつを交わす。

昨日はごめんな、ありがとう。

そんな姿に漁師の心を感じます。
私の住んでる町は漁師町。
人情と優しさが行き交う港町。
お酒が大好きで、さかなと意気が行き交う田舎町です。

漁師の町

私の住んでる町は漁師町。
漁師はみんなお酒が大好きです。
いつでも、どこでもお酒が顔を出す。それだけ漁師の生活には欠かせないもの。
大漁の時。神祭の時。誕生祝いに、還暦祝い。入学祝いに、結婚祝い。どんな時にもお酒は喜ばれます。
深酒なんか気にしません。翌朝はしっかりと漁に出掛けます。
軽快にエンジン音を響かせて出港してゆきます。
かえって来れば、まず一杯と軽くあおって、魚市場に出掛けます。
漁師町のみんなが愛用しているのがお酒です。

自分用に飲みながらも、何かがあると、お酒を相手に贈る習慣。
さすがに、漁師町。お酒で祝う習慣。
相手の喜ぶ顔が目に浮かぶから。嬉しい顔が見たいから、漁師たちは心を込めていつもお酒を贈ります。
どんな時にも、お酒を飲み、お酒を贈る。
こんな日本酒を愛する漁師町。元気で活気のある町。
私の住んでる田舎の町です。

おめでとうございます!

伊調馨さん国民栄誉賞の受賞おめでとうございます。
求道者って、言われていますが、素晴らしい人です。
控えめで、コツコツ努力を重ねる人。それでも強い人です。
あきらめない、どんなに苦しくても、弱音を見せない人。
その彼女が国民栄誉賞を受賞することが決まりました。素晴らしいことだと思います。
世間は目立つ人や華やかな人を、持ち上げ称賛することが多くあります。それはそれで、それなりの価値を認めているからだと思います。
でも、彼女は、伊調馨さんは地味で、控えめで、つとめて目立たないようにしようとしている人。
リオオリンピックでの優勝、いえ、4連覇がなかったら、ひょっとしたら受賞の話にはならなかったかも知れません。
オリンピック3連覇でも、充分にその資格はあると、私は思いました。
地味で控えめゆえに、今までは実績の評価は2番目、3番目だったように感じられます。
今回彼女が国民栄誉賞を受賞されることに、あらためて敬意を表します。
私たちの世界でも、華やかな人、目立つ人が評価され、コツコツ努力していても、なかなか評価されないってこと、ありますよね。
だから、今回の彼女の受賞決定は、私たちビジネス社会にも、風穴を開けるいいきっかけになったと思っています。
目立たなくても、自分なりにコツコツと努力を続けてゆく。
認められても、認められなくても、自分なりに日々を頑張ってゆく。
そうすれば、きっときっと、その時は来ると、伊調さんの受賞とは比べようもないけど、私なりに思っています。

 

私の住んでる町は漁師町!

私の住んでる町は漁師町。
吹きわたる風には、潮の匂いが漂っています。
狭い路地をはさんで、軒を突き合わせるように家が建つ。
向かい合わせの近所同士で、隣り合わせの家同士で、ごはんやおかずのやり取り。お酒の貸し借り。一升瓶があっちへ行ったり、こっちへ来たり行き交っている。
お返しは日本酒一本。

笑顔がこぼれてワイガヤガヤ。
その漁師町が一年中で一番にぎわう時があります。
金比羅さんの秋祭り。漁師の神様は金比羅さん。
女性たちはごちそうを作り、男たちは祭りの飾りつけをする。
その日は、みんな漁を休んで、八幡様にお参りをします。
無事を感謝をして、神事が終われば、直会(なおらい)と呼ばれる大宴会。
男も女も大人も子供も、地区のみんなが総出で大酒盛りです。
ビールも飲むけど、主役は日本酒。
日本酒はこの町の漁師の定番。
子供以外はみんな飲む。
お酒はもちろん、この日のために注文して“金比羅さん”の名前を入れた
“お神酒”の祝い酒です。
この日は、漁のことを忘れて、一日中飲み過ごします。
さあ!今夜もすべてに感謝して“乾杯”。

旅に出てみる!

ふと、思い立って、一人でどこかに行ってみたなって、思う時ってありませんか。

私はそんな気持ちになった時、ほんの軽い気持ちで出かけてみます。

宿泊して、遠くまで旅行するというのでなく、本当に気軽に日帰りできる所。

駅から汽車に乗って、幾つかの駅をやり過ごして、窓から見える景色いい所。

中ぐらいの町、そんな場所を見つけたら下車します。

手入れの行き届いた、きれいな公園を見つけたら、駅前で買った駅弁をひろげていただきます。

知らない土地で、澄んだ空気の中で、風に吹かれて、花咲く景色をながめながら一人でいただきます。

ゆっくりと散策しながら、小さな商店街を町歩きします。

そんな中で、お土産屋さんなんかあると、立ち寄って、お店の人に、何とはなしに話しかけながら地元の特産品を聞いたりします。

気に入ったものがあれば、自分向け(友達向け)に、お土産を買います。そして、少し旅人気分に浸ります。

ゆっくりと、汽車の時間なんか、気にしないで過ごしていると、昨日までの喧騒とした気持ちがしだいに癒されてきます。

休日の一日を、たまに、こうして過ごすと、仕事、仕事で追われていたことが、嘘のように思われて、次の日から、さあ、また頑張ろうというポジティブな気持ちが湧いてきます。

毎日の生活に疲れた時、たまには一人で旅に出てみるのもいいと思いますよ。

 

いいことがあると!(2)

何かいいことがあると、誰かに話しかけたくことってありませんか。

私は、いいことがあると、何にでも“ありがとう”って話しかけます。

置物の招き猫や時計にもです。

もちろん、大きな声ではありません。小さな声でささやきます。

こんなことあったよ!良かったよって話しかけます。

まわりに居る人にも、ふだん以上に明るくふるまいます。

人ってちょっとしたことで、変われるんですね。

いいことがあると、何もかも、見るもの全部が楽しく善意に感じますよね。

だから、いいことが沢山あるように、気持ちの努力をします。

いいことがあると、職場でも、家の中でも、見るもの、触れるものが良く感じられます。

ふだんは嫌だと感じてしまう蜘蛛にだって、そんなに悪い感情は持ちません。

蜘蛛にだって生き方があるのだから仕方ないよね、って窓の外へ逃がしてやります。

いいことが一つあっただけで、人ってこんなに、明るく優しくなるんだと、思うと嬉しくなりますよね。

これからも、こんな気持ちになれることが、沢山訪れますようにと、切に願っています。

 

 

 

オカリナを吹いて!

みなさんは、それぞれ色々な趣味をお持ちだと思います。

 

私の場合は、オカリナが趣味の一つです。

本を読むことも好きですが、オカリナを吹くことが大好きです。

毎日1時間ほど吹きます。

習ったのは、もう7年くらい前になります。1年間ほど習いました。

おかげさまで、それまで知らなかった音符の見方を知りました。

曲の強弱や、速さの100とか120とか80とか、何となく分かるようになりました。

グループにも、しばらくは入っていました。今はソロで吹くのが好きです。

グループだと、合奏とか、上の音とか、下の音とか、色々な制約の中で吹くので、辛くなることがありました。

だから、もっと自由に、奔放にと思って、いまは好きな曲を好きな時間に、マイペースで吹いています。

特にジャンルはないです。童謡を中心に吹いたり、ポップス、民謡とか、歌謡曲などなど、自分の好きな曲、自分なりに感動しながら吹いています。

吹いていると、心が和みます。何となくやさしい気持ちが湧いてきます。

ゆっくりとした時が流れます。

そして、1時間ほどで吹き終えると、またふだんの生活に戻ります。

なので、オカリナを吹いている時間は、いつもの私とは別の、世界にいるような気分になれます。

時に喧騒とした、ふだんの暮らしの中で、いっときだけでも、自分なりの時間が持てるようになることは、大切だと思います。

私の場合は、それがオカリナだと思っています。