病気を捜さない!
年を重ねてくると、体のあちこちに病気が出てくると言われますよね。
年を重ねなくても、病気になることだってありますよね。
病気はいつ起こるかわからない。わからないから怖い。
だから、用心を怠らないようにする。大事なことです。
出来ることなら、病気になりたくないのは、みんな同じですよね。
そう思っていても、病気にかかる。
病気にもいろいろありますが、年を重ねると、病気を捜す傾向がありますよね。
暇が出来ると、その傾向が一段と強くなってくるとは思いませんか。
少し足が痛いと、その原因を捜す。捜すこと自体は、悪いことではないけど、徹底的に捜す。捜してわからないと病院へ行って診断をしてもらう。
頭が少し重いと、何故だろう?と原因を捜す。
若い時には、少々の痛みや、寝不足なんか、気にも留めないで、仕事に出たり、活発に行動していました。なのに年を重ねると、その行動が病院向きになる。
体調がすぐれないと、何故、どうして、何かしら、大丈夫だろうか?と。
その心配がつもり積もって、結局、病院へ行く。
医師から病名を聞いて、安心する。心配を解消する。
時々来てくださいと言われる。そして、病院通いが習慣になる。
ケガとか、よっぽどの病状でない限り、自分の体は」、まず自分が養生をするということが大切ではないでしょうか。
病気を捜して、捜しまくって毎日を過ごす。
あそこが悪い、ここが痛いという前に、まず、気持ちから元気にしましょう。
少々のことは大丈夫!と気強く生活をしましょう。
たしかに、放っておいたら大病になる、大ごとになると医師は言います。
でも、毎日、ここ、あそこと病気を捜すよりも、もっと大切なことがあるはずです。もっと、やるべきことがたくさんあるはずです。
急病は仕方ありません。
でも、暇に任せて病気を捜すのだけはやめましょう。
若くても、年を重ねても、人それぞれに、よりよい生き方は、他にあるはずと、私は思います。