星空に!
夜おそくなって、帰る道すがら、見上げた空に満天の星がきらめいているのに感激された方もいると思います。
私もいろんな都合で、帰りが遅くなることがあります。
そんな時、決まって近所の橋の上から星空を見上げます。
そして、いつも空いっぱいの星の輝きに感激します。
明るく輝いている星。
やっと光って気弱く点滅している星。
所定めずに横切る流れ星。そのどれもが、私目には新鮮で、神々しい星です。
幼い頃には、流れ星に願い事を言うとかなえられるとも教わりました。
何度も、何度もお願いをして、今の私があります。
そして、月日を刻んで暮らしています。
なんと、小さな世界でしょうか。それでも、それなりに努力をして、自分なりに暮らしています。
みんな、それぞれの生活のなかで、ささやかな希望をもち、目標も持っています。
天空から見たら、小さな国の小さな社会の出来事です。
でも、そんな中で、精一杯生き、それなりに努力しています。
その人たちがいるからこそ、神々しい、この広い星の世界も存在するのだと思います。
星空の輝きに感激しつつも、星の世界といえども、小さな私たちの存在なしには、ないものだと、自分勝手に決めつけて、満足しています。